備忘録

色々な事を自分にわかるように勝手に解釈。

写真文化とInstagram

こんにちは。

 

f:id:nkjm598:20180701181218j:plain

 

http://amzn.asia/aolhkXJ

 

先日発売になったものですが、気になったので買ってみました。(まだ何も読んでないですが...)

 

読んでみての感想と意見みたいなのはそのうち記事にしようと思いますが、こういう書籍を発見してInstagramってなんなんだろうってものを少し考えてみました。なのでこの本と記事は直接関係していない(まだ読んでないから内容知らない)のであしからず。

 

ここでインスタの歴史みたいなものをおさらいしましょう。

2010年10月にApp Storeに登場してその年の12月までに100万人のユーザーにDLされ翌2011年9月には1000万人突破。2011年1月には今はお馴染みハッシュタグが実装され2012年4月にはAndroidにも対応。

時は流れて2016年6月にはユーザー数5億人突破。

 

らしいです。

 

現在満7歳になるInstagramですが、写真をメインに扱うSNSとして発展してきたわけですが、それによって何か変わったこととかあるのかなーってものを自分なりに。

ぱっと思いつくのは「インスタ映え」という言葉の誕生でしょう。

まあこれはなんかTwitterとかでバズるネタツイートみたいなもののインスタ版みたいなイメージです。それを狙って食べ物とかを粗末にするのはよくないと思うけどね。

 

一番思うのは変化ではないですが、写真と直接かかわっているものとしてインスタにアップするというプロセスがもう一般化していて以前の写真のフィルム装填、露光、現像、プリントみたいなところに追加でインスタにアップみたいなイメージです。順番的には撮影、現像(フィルター加工等)、インスタにアップ、共有している友人見ず知らずの人からの反応を得る。みたいな。

これってもしかしてプリント見せ合ったり写真展じゃないですかって思います。インスタ発表会、インスタ展示会みたいな。

 

インスタに上げる写真って企業とかは知りませんけど一般ユーザー全体でみると一眼レフとかそういう写真機で撮ったものよりスマートフォンのカメラで撮影したものが多いそうです。

 

インスタが誕生した時の端末ってiphone4とかですよね。その時から考えるといまのスマートフォンのカメラの進化ってすげえ!!って。インスタの写真も当たり前ですけど綺麗なほうがいいですよね。あとフィルター効果とか編集みたいな現像プロセスも進化してるし発表っていう部分でもハッシュタグ機能が加わったりして。

全部進化してるんですけど、なにがすごいってこれが全て手のひらサイズのスマートフォンの中に集約されているってことです。ここ6年とかの変化に19世紀前半くらいからの広義での写真機の進化とか写真技法の発展とか展示方法の流行とかが凝縮されているように感じました。

技術の進化すげえ!!!ってのはそれこそ全世界のどのくらいの人がスマートフォンというか情報端末を手にしているのか知りませんけどそういうどこにいても新鮮な情報が手に入る時代だからこそなのかなって。ラジオってそういうのがなかったから普及に時間かかったみたいな話ですし。

 

もはやスマートフォンで撮影した写真とSNSの話題出すと切っても切れないInstagram。美味しい物を食べました。素敵な景色です。日常です。っていう意味付けをした写真をInstagramにアップではなく特に意味のない写真もInstagramにアップして共有することで新たな意味が生まれるみたいな立ち位置の逆転みたいなものが発生してもおかしくないくらい写真に食い込んでいる気がしました。